学長
「創発」という言葉が浮かんできた瞬間です。それは本学のミッションを教職員と議論していたときのこと。多様な価値観が交り合うなかで新しい価値が次々と湧き上がるような場所をめざしたい、でもそれをどう表現するか?と皆で悩んだ末に生まれた言葉です。
2032年の100周年に向けて、100人の学生、教員、職員のみなさんに、大経大における創発体験を伺いました。そこからの気づきや発見、視点や考え方の変化など、さまざまな声が集まっています。創発って何だろう?と感じている方は、ここでぜひヒントを見つけてください。あなたの経験の中にも、創発のタネがあるかもしれません。※所属、肩書は取材当時のものです。
「創発」という言葉が浮かんできた瞬間です。それは本学のミッションを教職員と議論していたときのこと。多様な価値観が交り合うなかで新しい価値が次々と湧き上がるような場所をめざしたい、でもそれをどう表現するか?と皆で悩んだ末に生まれた言葉です。
学内動画コンテスト参加を契機に、スタートアップ企業の事業PR動画など、学内外で映像制作活動をする機会を得ました。活動を通じて気づいたのは、新しい場にも飛び込んで力を発揮できるのが自分の最大の強みだということ!この適応力を社会でも活かしていきます。
事務組織のDXに取り組んでいます。時代の流れや新たな技術の登場で、ベストな解決策もどんどん変化していることを日々実感。業務の中で感じた素朴な疑問や小さな課題を集め、それぞれの職員が持つ強みを活かして解決するプロジェクトを立ち上げる予定です。
歴史研究をしているので、史料が発見の場です。研究の基本動作はひたすら古い紙をめくる(画像はクリックする)こと。すると、文書全体の内容だけでなく、ちょっとした書き込みから当時の政策担当者の考えや思いがわかるときもあります。過去の発見をもとに未来を考える、わたしのめざす創発です。
不登校支援ボランティアや新入生サポートの活動に取り組んでいます。多くの人と出会って人と関わる力がアップし、ポジティブ思考が身につきました。学外のリーダーズ研修に参加するなど、いろんな場に思いきって飛び込めるようになりました!
高知県黒潮町と連携した実習の開講準備に携わっています。町を訪れた時、防災の取組みへの真剣さに心を動かされました。学生も現地で何らかの気づきを得て、行動変容につながるはず。 “創発の卵”を温めるべく、開講に向けて力を注いでいきます。
教育実習では、生徒が学習内容を理解し、興味を引き出せる授業を行う難しさを実感。生徒に悩みを相談されたことも印象に残っています。実際に生徒と接し、授業や生徒指導において、目の前の生徒にしっかり向き合える教員になりたいという思いが強くなりました。
ゼミ合宿で訪れた東北で過疎化問題をリアルに感じ、地域振興のために行動を起こそうと決意。第一歩として、クラブ活動で培った写真の技術で地元に貢献したいと考えました。自治体に働きかけた結果、写真部の仲間と、市の「議会だより」の写真撮影に携わっています。
学生サークル「珈琲俱楽部」の代表として、情報社会学部ゼミと福祉事業所とのコラボ企画に参加しました。活動を通じての出会いがあったからこそ新たな知見が得られたことで、人との縁の大切さを実感!率先して人と関わろうと考えて実践できるようになりました。
オープンキャンパスで高校生をサポートする学生団体に入って、視野が広がりました。約100人のメンバーで活動するので意見がぶつかるときもあるけど、みんなの考えを柔軟に取り入れて活動できる雰囲気で、コミュニケーション力もアップしました!
大樟祭の広報スタッフや模擬店の運営リーダーとして活動。幹部である上級生の熱意にふれたことで、チームで物事を作り上げる喜びを知りました。目標の設定やモチベーションの維持方法、適正な役割分担を考えたことが、ゼミ活動にも活かされています。
ゼミのグループ研究で、商店街の活性化をめざしたイベントを実施した経験を通じ、希望進路が明確になりました。商店街のにぎわい創出に少しでも貢献できたことにやりがいを感じ、将来は地域のシンボルとなるような不動産開発に携わっていきたいと考えています。
授業設定の業務に携わっていると、先生方が工夫して興味深い授業を考えられていることがよく分かります。先生や授業と学生との出会いが創発の第一歩。私自身も、創発につながる教室環境の整備など、仕事を通じて学生たちを応援できればと思っています。
教育や研究のアイデアは予期せぬときに予期せぬかたちでやってきます。ただ、常にそれについて考えておくことがとても大事です。常に考えておく、とは、いつも頭の片隅に置いておく、ずっと気にしておく、ということです。ずっと何かを気にしておくことで脳がいい感じに働いてくれるみたいです。
「高知インバウンド誘致プロジェクト」で、高知の魅力を伝える動画の制作を担当。自治体、新聞社、大学職員の方と関わる中で、視野の広さに驚かされ、多くの学びを得ました。思い切って挑戦すれば世界が広がると実感したので、今後も好奇心と挑戦心をもち続けたいです!
研究のために赴く多文化主義のヨーロッパでは、異なる考えや行動がせめぎ合い新たな創発が生まれています。欧州の学会での議論では、毎回私自身の考えを越えたモノに遭遇します。異質なものを認め合う創発体験とワクワク感が日々の私を支えています。
入学定員の増加や新学部のプロジェクトに携わる中で、大学経営の課題に関わる知識を得ました。今後はその知識を活かし、ただ目の前の業務をこなすのではなく、その先にある課題の解決につながるような仕事をしていきたいと意識が変わりました。
吹奏楽部でフルートを吹いています。居心地のいい吹奏楽部の中で、一番刺激をくれるのが同じフルート奏者の友人。経験年数も同じくらいで、ソロのパートを競い合うライバルでもあります。仲良くそして真剣に技術を高め合える理想的な関係に感謝です!
ゼミでは大阪の歴史をテーマとしています。ゼミ生が調べてきた人物や企業について私自身があまり知らず、私自身の学びにつながることがあります。また、個々の調査内容が深部でつながっていることも多く、大阪を重層的な視点で見つめられるようになりました。
敬語が苦手でついなおざりになってしまっていたのを、サークルの先輩や友人がやんわりと指摘し気づかせてくれて、直すことができました。同じ時期、親に負担は一切かけずに一人暮らしもはじめ、家族が見違えるほど人間的にも成長できたと思っています。
学生スタッフとともにZEMI-1グランプリに関わっています。コロナ禍を経て、学生たちのコミュニケーションがより効率的になったと感じます。今はコロナ後の新たな枠組み作りの最中ですが、これまでにない成果が生まれてくることを期待しています。
日経STEAMシンポジウムの発表コンテストに出場。もともと人前に出るのが苦手な性格でしたが、企画からゼミのメンバーと時間をかけて作り上げ、これまでにない規模の大会で企業の方や他大学の学生を前に発表した経験は、将来必ず生きてくると確信しています。
毎回異なるメンバーとディスカッションする授業で、自分から積極的に発言する力が身につきました! 授業を通じてコミュニケーションの仕方を学び、回数を重ねるごとに自信がついていきます。これからの大学生活で幅広く人と交流していきたいです。
夏にインターンシップに参加し市役所の業務を体験。もともと地方公務員志望でしたが、漠然としていた業務のイメージが具体的になり、この仕事に就きたいという思いがいっそう強くなりました。将来に向けて一歩前に踏み出すきっかけになったと思います。
コンテストに向けたゼミ活動はプレッシャーも大きかったのですが、先生がずっと「絶対に大丈夫!」と言葉をかけてくださり、その熱意がゼミのメンバーにも波及したことでいくつかの賞を受賞。グループワークの重要性や論理的思考も学ぶことができました。
あまり人と深く関わる方ではなかったのですが、所属する写真部で先輩たちに背中を押され次期部長に。部員の強みや不得手なことを理解しようとするなど、人をみる意識が変わってきました。先輩たちがくれた成長のチャンスを活かしたいと思っています。
これまであまり自分の意見を前に出すことはなかったのですが、ゼミ活動を通じてメンバー間で意見を交換し合う体験が刺激に。それが実を結んで第8回和歌山県データ利活用コンペティションではデータ利活用賞を受賞でき、大きな自信につながりました。
サークルや授業で学年の区別なく、幅広く人と関わるように意識しています。出会いが自分の世界を広げてくれるから。見習いたいと感じるのは、人に寄り添って周囲を明るくできる人。私もいろいろな人との関わりを通じて人間的に成長していきたいです。
大学祭の実行委員の仲間たちはみんな個性的で、私にはなかったアイデアや考え方を持ち、刺激を与えてくれる人ばかり。そんな仲間と過ごしていると、自分から意見を言ったり行動することが苦手だった自分を変えていこうと勇気がもらえました。
サークル内でのイベント企画を任されています。新入生歓迎の取組みが成功し、今年は150人が加入してくれました! 私が頑張れるのは、いい仲間に出会えたサークルを大切にしたいから。チームワークを考えて行動できるようになりました。
2年生の冬、ニュージーランドに1ヶ月間留学しました。現地では他の国の人とも出会い、国によってこれほど人や文化が違うのだと驚きの連続。実際に行ってみないと分からないことも多いから、いろんな国を訪れたいという思いが強くなりました。
生徒のために必要だと思えば、すぐに協力者を見つけて新たな企画を進めていく先生の行動力を教育実習で目の当たりにし、慎重派だった自分の考えを改めました。チャンスを逃さずに物事を良い方向に進めていくため、その行動力を見習っていきたいと思っています。
通学途中に見慣れている車窓の風景が、ふと「何か違う」ように見えた経験はないでしょうか。「日常」の中に潜む「非日常」を発見した瞬間、得も言われぬ新鮮な感覚が押し寄せてきます。そうした感覚を楽しむことで、私たちの創造性(=世界を変える原動力)はさらに拡張していきます。
新しい活動を始める時、目的や対象者などを明確にした上で企画を考えられるようになりました。これは、サークルの先輩や仲間の考え方から学んだこと。自分の出身地の小学生と一緒に地域活性化イベントを開催した際には、この気づきをふまえて実践できました。
多様な発想にふれられるという意味では、大学はとても豊かな場所です。何気ないことから本質的なことまで、ゼミや講義における学生のみなさんの着眼点や気づきの面白さには感心させられることばかりで、自分もそういう存在でありたいと日々思わされています。
友人とクッキングサークルを立ち上げました。一から新しい組織をつくっていく中で、受け身だった自分が主体的に変わりました。授業で学んだ経営学の知識が組織運営に役立つことがわかり、もっと意欲的に専門的な知識を学んでいきたいと思っています。
所属する地方創生サークルでは、イベント後に必ず振り返りを行います。たとえ失敗してもこの過程があれば、次の活動に活かしてスキルや自分の考え方を向上させていけるとわかりました。私は挑戦するのが好き。今後もこの気づきを忘れず、いろんな挑戦をしていきます。
DXに関する会議に出席したことをきっかけに、デジタル技術を活用しての業務改善に取り組み始めました。まず自身の業務から実行してみると、効率化が実感できました。この成果を他の業務にも活かして、業務変革に取り組み続けたいと考えています。
日本の近世文人文化を研究しています。2024年冬にUCバークレーにて煎茶文化に関する講演を行いました。近年は国内での活動が多かったので、海外での新たな挑戦は刺激的でした。また日本文化に興味を持つ方が海外にいることを実感し、今後も国際的な交流を深めたいと強く感じました。
「尊敬できる人」と初めて思えたのが、大学のサークルで出会った先輩。中心となってサークルをまとめ、その先輩がいるだけで安心できる存在でした。2年生になって後輩ができたので、少しでも先輩のように行動できればと思っています。
広報ツールの制作を通じて多くの学生と出会います。卒業後も関係が続き、起業など人生の岐路に立ちあえることも。彼らとの関わりから、学生と向き合う大切さを実感。向き合う中でお互いにとって新たな価値が生まれるのではないかと考えています。
企業や自治体、起業家など学外の機関・人と学生をつなぐ、社会連携活動の後方支援を担当しています。新たな学びの場を用意すれば、学生は自分で考えて行動できるのだと実感。既存の枠にとらわれず、今までにない活動の場を提供し、学生の成長を応援していきたいです。
所属する野球部は強豪校出身の選手も多く、僕はなかなか試合に出られず半ばなげやりになっていました。そんなとき、監督からの「いつかチャンスをやるからがんばれ」という言葉が心の支えに。将来は監督のような指導者になりたいと、野球も勉強も全力投球しています。
卒業研究の一環として、小学生対象の水泳教室を開催しました。研究に必要な成果を出すことに加え、子どもが楽しめるように練習メニューを工夫することで、全員が最後まで笑顔で参加してくれました。単に技術を指導するだけでなく、多様な視点が必要なのだと学びました。
新入生サポート団体の代表を務めています。高校生や新入生と接する中で、自分たちのサポートが行き届かない部分に気づかされることも。その気づきを次に活かせば、もっと団体の活動が良くなっていくし、視野が広がるなど自身の成長にもつながります。
学生が中心となった新しい取り組みをいくつも実現してきました。道筋を示してサポートすれば、学生たちは大きく変わっていきます。学生に成長を求める私自身も、常に課題解決に向けて自己研鑽をし続けています。現在も新たな取り組みの創発中です。
学生団体でのイベント企画とプレゼンを経験し、自分の成長が感じられました。どうすれば相手に伝わるかを考え、試行錯誤しながら取り組みました。真剣に取り組んだ分、達成感は大きかったです! この姿勢を忘れず、他の事にも取り組んでいきます。
文科省の関係機関に出向したとき、大学に関する法令や国の考え方を学んだことで「大学がどうあるべきか」を考えて仕事ができるようになりました。出向先では他大学の方と話す機会もあって視野が広がり、業務への向き合い方が変わったと思います。
子ども食堂「びすとろDAIKEI」の取り組みは、地域社会における新たな「つながり」を生み出しています。大学生とふれあうなかで、小学生たちはいつの間にか自分の「推し」のお兄さん・お姉さんを見つけ出し、とびっきりの笑顔を見せてくれます。大学が持つ新たな可能性を日々実感しています。
授業では、臨床現場で私が感じている課題を伝えつつ、学生と対話する機会を設けています。学生の意見は、ときに斬新で新鮮。対話を通じて、私自身も新たな気づきを得ています。今後も、差異を尊重しながらともに考えるプロセスを大切にしていきたいと思います。
人と話すことに苦手意識がありましたが、仲間と大学祭に出店してリーダー的な役割を任されることに。やるからには一生懸命やろうと取り組むうちに、自分から人に声をかけて話せるようになっていました。今まで一歩引いていたんだな、と思います。
人前に出ると緊張するのですが、大学ゼミコンテストの論文発表時にある質疑応答に備え、ゼミの先生とともに対策を練って必死で練習に取り組みました。本番は想定外の質問にも落ち着いて対応でき、これまでの研究内容を柔軟に引き出す力が身につきました。
入試部で受験生向けの広報を担当しています。オープンキャンパススタッフとして前向きに取り組む学生たちとふれ合っているうちに、自分も彼らに応えたいと強く思うようになりました。彼らが改善要望を出してくれた時には、どうすれば実現できるかというスタンスで一緒に考えています。
同じ英語クラスの仲間の影響で、ただ合格点をめざせばいいという取り組み方ではなく、英語を使って将来何がしたいのか、もっと先の目標を見据えるようになりました。モチベーションが高まり、確実にスキルアップしていることを実感しています。
学内で授業後に開講されている簿記対策講座を7ヶ月間、受講しました。日商簿記3級に合格し、2級はチャレンジ中。ビジネスに関わる知識を修得することができ、経済学部での授業内容の理解も深まりました。学んだことが自分の力になるのだと実感しました。
おすすめ本をプレゼン方式で紹介する「ビブリオバトル」に参加し、図書館学生サポーターとしても活動。直木賞作家との対談や今まで読まなかったジャンルの本との出会いから、新たな知識・考え方を取り入れ、学習方法を見直したり、論理的に伝える力も身につきました。
インターンシップで、リサイクル施設の事務の仕事を経験しました。事務はずっと座っているというイメージだったけど、机に向かう以外の仕事も多いですね。仕事を具体的にイメージできるようになり、以前より働くことに興味がわくようになりました。
岡島成治先生のゼミで、リーダーとして研究の進行管理や先生の指導内容をメンバーに伝える役割を担ってきました。先生と密にコミュニケーションを取ることでチームワークの重要性を教わり、連帯感を高めたことで学外コンテスト入賞を果たすことができました。
総務課で防災や寄付金の担当をしています。私の強みは人脈。学内だけでなく他大学や企業、地域の方々との出会いを通じて、さまざまな考え方や視点にふれてきました。今後はこれまで培ってきた人脈を後輩たちにもつないでいきたいと考えています。
同じ授業を履修する同級生と大学祭で模擬店を出店。全員1年生で出店の知識が何もなく、代表者の私は不安でいっぱいでした。でも、仲間に助けられて、模擬店は想定以上の大成功! 一人で抱え込まずに周囲の協力を得ることの大切さに気づきました。
クラブ活動支援の一環で課外活動表彰式や全国大会出場壮行会などのイベントを担当しています。毎年実施する大経大キッズカレッジで、学生が内容を改善したり新しいことに挑戦する姿に刺激を受けて、私も学生向けのイベントをより充実させていくには、という視点で企画を考えるようになりました。
ZEMI-1ではリーダーとしてチームをまとめました。メンバー一人ひとりの得意なことを見つけて、それぞれの役割を効果的に組み合わせることで、チームワークの力が強まることを実感。チームのみんなとZEMI-1優勝という大きな目標を実現することができました。
学内動画コンテストで、グランプリを受賞!これをきっかけに、学内活動を広報する動画制作に携わりました。制作の過程で関わる教職員や学生の熱意にふれ、思いを伝えたいという使命感をもつように。社会でも、誰かの発信を手助けできるようになりたいです。
メーカーから転職したのですが、売上目標というような数値でみえる成果だけではなく、ブランドや人の成長に貢献するといったゴールをめざす価値観が新鮮です。先生や学生の思いを汲み取りながら伝承者としての一翼を担いたいと考えています。
グループワークを中心とした授業では、一人で課題に取り組んでいる時には見えなかった視点や考え方を知れます。自身のキャリアや業界の経営戦略など、授業を通じてさまざまな事柄について考察する機会を得て、深く考える力が向上しました。
商店街の活性化イベントをゼミで企画した際、真剣に商いと向き合っている店舗オーナーと関わる中で、自分が学生という立場に甘えていたと気づきました。気持ちを入れ替えて、店舗も来場者にも喜んでもらえる企画を追求したことで、関わる人みんなが良かったと思えるイベントができました。
学部生の3年次に、飛び級で大学院に進学しました。修士の学位取得による試験科目免除制度を利用し、税理士資格を取得したいと考えたからです。進路支援センター、先生方からのサポートで、大学入学時には想像もしていなかった税理士への道が拓けました。
将棋部顧問なので学生と将棋を指しますが、よく負けます。大抵は感想戦で「あれは妙手だったねえ」と語り合います。すると次の対局で、自分が妙手を指せたりするのです。誰かに刺激され、誰かを刺激する。将棋と創発はどこか似ています。
現在、国内の地域間交易における輸出入の推定方法の開発にハマっています。2015年、私とドイツ人の研究者が同時に異なる方法を提案。最近その手法を組み合わせると、推定精度が向上することを発見しました。創発の連鎖が研究を進化させるといえるでしょう。
学内の国際交流を支援・促進する取り組みを行っています。留学生たちのさまざまな価値観や考え方にふれると、新たな視界が開けたように感じることもしばしば。そんな留学生と本学の学生が交流し、互いに成長できる楽しい仕掛けをもっと企画していきたいと考えています。
外国人の方と話す機会が多くあります。考え方や価値観の違いを知り、今までとは異なる道や考え方があるのではと、自分を見直すきっかけになります。若い世代の人たちには、どんどん新しい価値観を取り入れて変革していってほしいと期待しています。
サークル「珈琲倶楽部」の一員として、イベントで焙煎・抽出したコーヒーを提供する出店活動などを行っています。多様な来場者を接客して話題を考えたりする中で、人と接するスキルがアップ!良い事も大変な事も含め、経験から学んでいます。
地域の小・中学生に学習支援を行う「だいけいだい教室」に参加中。子どもと実際に接すると、学びがいっぱいです。年齢に合わせるなど接し方を工夫したら、子どもの反応も変化します。先生側の目線に立ち、教えることの難しさと楽しさを知りました。
中年男性にしては少し派手と思われる日傘を買いました。研究や教育の場でも、瀟洒(しょうしゃ)かつ便利な道具や考え方があるのに、固定観念という「見えない壁」がその使用を阻んでいます。それぞれが気に入った「日傘」を堂々と広げることで「創発」が起きれば良いなと思います。
人前で話すのは得意だと思っていましたが、あるゼミ仲間のプレゼンに衝撃を受けました。これではかなわないと、綿密な資料準備や事前練習を重ねるようにしたところ、自信や説得力が増した手応えがあります。仲間の存在の大きさを実感しています。
普段から目上の人の経験をよく聞いて自分に生かしたいと考えていますが、とくにゼミの先輩の、マイナスに見える事柄について瞬時に良い面を見つけ出すポジティブな姿勢には感銘を受けました。それ以来、失敗しても次に生かせると前向きに考えるようにしています。
学部新設の業務において、部内メンバーの誰もが困難な場面でもあきらめず、やり遂げるパワーを感じました。周囲に触発されて自分も力を発揮できます。ネガティブに思えることでも見方を変えればチャンスになると考えて仕事に取り組んでいます。
同級生と6人で始めたイベントサークルで副会長をしています。後輩が入って今は80人に!もともと人と話すことが好きでしたが、大人数をまとめ、初対面の人に声をかける機会も増えて、人と関わることがさらに好きになりました。
1年次、低学年対象のインターンシップに参加し、企業での仕事環境を知り、社会人に必要なスキルを学びました。外の世界にふれることで、得られる学びの大きさを実感。受け身で大学生活を過ごすのではなく、今後も主体的に行動していこうと思います。
近年例のない新学部設置の申請業務に携わったのですが、新しい知識の習得のほかプロジェクトメンバーや関連部署と協働し無事認可を得られました。これぞ創発の結果。以前よりどんなことでもやってみようとプラスの視点を持つようになりました。
授業でのグループワークを通じ、スキル向上や視野の広がりなど自分の成長が感じられます。お互いに意見を出し合っていくと、案の内容も人との関係も深まっていくのがグループワークの良さ。今後は、議論をうまく進行する力や発信力も鍛えていきたいです。
私たちボランティアクラブの学生を温かく受け入れてくれる、地域の方々。お話を聞いて地域の課題が分かり、より喜んでもらえる地域貢献とは何かを考えるようになりました。現在は部長として、清掃活動やお祭り企画など新しい取組みも進めています。
図書館で、図書館学生サポーターと共にビブリオバトルの運営に携わっています。最初はおとなしかった学生が成長し、4年生になって自らイベントを立ち上げてたくさんの人を巻き込んで成功させたことも。この図書館が学生の成長の場になるよう、日々考えています。
学内で前例のない、メタバース上で福祉事業所の製品を販売するというプロジェクトに参加。新しいものを生み出す難しさと楽しさを知りました。卒業後は商業科の教員になるので、学んだ専門知識を活かし、生徒にも新しい体験を提供できればと思っています。
学外の研究者や経営者に所属する学生団体の紹介をする機会があり、代表が「就活に活かせる」と話したところ、ある人が「就活で終わらせていいの?」と。ハッと目が覚めた思いがしました。以来、自分の人生すべてに活かそうとの思いで授業や課外活動に取り組んでいます。
犬猫飼い主さんへのアンケート調査を動物病院にお願いしに行った時、断られるのではと不安でした。でも皆さん協力的で、現在では相談にのっていただくことも。勝手に想像し行動しないより、まずはやってみる。創発につながる一歩が踏み出せたと感じた瞬間でした。
最近ゴルフを始めました。ずっと野球をしていたので、止まったボールを打つだけのゴルフなんて、オジサンの遊びだと馬鹿にしていましたが、見事にハマってしまいました。保守的で否定的思考をしがちな私ですが、一旦受け入れてみることの重要性と面白さを知りました。そう、自分がオジサンであることも。
国際共創学部の設置認可申請に向けて学部の理念を議論したり、海外研修ではグローバルな視点で大学の役割を考える海外の大学関係者と接したりしました。時代の転換期にあることを実感し、「変化」をポジティブに捉えられるようになったと思います。
「DAIKEI防災ネット」というプロジェクトに参加。同じテーマに仲間と長く携わるうちに物事の考え方や進め方が変わり、学生視点から社会人視点へと少し成長できたと思います。順序立てて考えて行動したり、具体化する方法も含めて企画を考えられるようになりました。
自治体や学校も巻き込んだ地方創生イベントの開催、資格取得、海外一人旅と、行動し続けた大学生活。環境や立場によって考え方や物の見方は異なるのだと、人との関わりの中で学びました。自分の当たり前を人に押しつけないことを心がけるようになりました。
これまで所属した部署では、窓口で学生と接する機会が多く、進路相談などにものっていました。個性に合わせた支援をすることで成長を感じられたときは、うれしくもあり、また主観で対応してはいけないと、改めて学生から教えられる気持ちになります。
ゼミ活動では、実在する企業のCM企画を提案して採用され、卒業制作でMV制作にも取り組みました。見る人、クライアントのことを考えて制作するという視点は、これらのゼミ活動で得た学びです。広告業界で働きたいという思いも強まり、進路選択につながりました。
スポーツ庁が主催する学生コンペティションに応募し、優秀賞をいただきました。全国の大学生・大学院生の発表を聴いて、発想や視点の多様さに刺激を受けました。これからの学生生活ではしっかり知識をつけて、柔らかい頭で発想できるようになりたいです。
福祉事業所で製作する商品を大学内で販売するプロジェクトをゼミで実施。中小企業診断士から助言も受け、回数を重ねるごとに販売を拡大できました。多くの人が関わる取組みだから、計画して実行する力が向上し、人とつながって懸命に取り組むおもしろさを感じました。
学生と多くのコミュニケーションをとることで創発を感じています。学年が一つ違うだけで使っているSNSが違うなど多くのことに驚かされます。学術的な最新情報だけを授業に利用するよりも、年々変わる学生の日常に馴染む内容を含めてこそ、おもしろい授業ができると考えています。
「民を濟(すく)う」を意味する「経世済民」に、スポーツ科学で取り組んでいます。経済格差=子どもの健康格差となる現状などを打破するため、研究成果を実践の場に落とし込むと、子どもたちやゼミ生の笑顔と成長に出会えます。この瞬間が創発なのではと思います。
学生広報隊や図書館学生サポーターの活動を通じ、失敗を恐れて行動できなかった自分を変えられました。経験を重ね、失敗しても次に活かせばいいのだと気づけたからです。4年生の大学祭では、仲間と協力して「よさこい」の自主企画イベントを成功させました!
自分の意見を発信するだけでなく、他の意見も受け入れることの大切さに気づいたのは、学生団体での活動のおかげ。お互いの意見を踏まえて話し合えば、より良い方向に進んでいけます。いろんな人の意見を聞くことで、柔軟な考え方も身につきました。
インターンシップ関連業務をはじめ、就職・キャリア支援に携わるなかで、世代や価値観の異なる学外の人との協働によって学生に変化が生まれると感じます。自分の考えで進路選択できる学生へと成長できるよう、新しい取組みを実現していくのが私にとっての創発です。
大樟祭実行委員会のメンバーとして、ゲストを呼ぶなど学外に向けた活動をしています。もともと受け身な人間だったんですが、資金集めのため意見を出し合い、企業に広告の掲載をお願いするなど、仲間に刺激を受けて自発的に動けるようになりました!
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