わたしの創発

学生、教員、職員のみなさんに、大経大における創発体験を伺いました。そこからの気づきや発見、視点や考え方の変化など、さまざまな声が集まっています。創発って何だろう?と感じている方は、ここでぜひヒントを見つけてください。あなたの経験の中にも、創発のタネがあるかもしれません。

経済学部 4年生

学内動画コンテスト参加を契機に、スタートアップ企業の事業PR動画など、学内外で映像制作活動をする機会を得ました。活動を通じて気づいたのは、新しい場にも飛び込んで力を発揮できるのが自分の最大の強みだということ!この適応力を社会でも活かしていきます。

経営学部 2年生

不登校支援ボランティアや新入生サポートの活動に取り組んでいます。多くの人と出会って人と関わる力がアップし、ポジティブ思考が身につきました。学外のリーダーズ研修に参加するなど、いろんな場に思いきって飛び込めるようになりました!

企画部 職員

高知県黒潮町と連携した実習の開講準備に携わっています。町を訪れた時、防災の取組みへの真剣さに心を動かされました。学生も現地で何らかの気づきを得て、行動変容につながるはず。 “創発の卵”を温めるべく、開講に向けて力を注いでいきます。

経営学部 1年生

オープンキャンパスで高校生をサポートする学生団体に入って、視野が広がりました。約100人のメンバーで活動するので意見がぶつかるときもあるけど、みんなの考えを柔軟に取り入れて活動できる雰囲気で、コミュニケーション力もアップしました!

教務部 職員

授業設定の業務に携わっていると、先生方が工夫して興味深い授業を考えられていることがよく分かります。先生や授業と学生との出会いが創発の第一歩。私自身も、創発につながる教室環境の整備など、仕事を通じて学生たちを応援できればと思っています。

人間科学部 4年生

「高知インバウンド誘致プロジェクト」で、高知の魅力を伝える動画の制作を担当。自治体、新聞社、大学職員の方と関わる中で、視野の広さに驚かされ、多くの学びを得ました。思い切って挑戦すれば世界が広がると実感したので、今後も好奇心と挑戦心をもち続けたいです!

情報社会学部 教授

研究のために赴く多文化主義のヨーロッパでは、異なる考えや行動がせめぎ合い新たな創発が生まれています。欧州の学会での議論では、毎回私自身の考えを越えたモノに遭遇します。異質なものを認め合う創発体験とワクワク感が日々の私を支えています。

企画部 職員

入学定員の増加や新学部のプロジェクトに携わる中で、大学経営の課題に関わる知識を得ました。今後はその知識を活かし、ただ目の前の業務をこなすのではなく、その先にある課題の解決につながるような仕事をしていきたいと意識が変わりました。

経済学部 准教授

ゼミでは大阪の歴史をテーマとしています。ゼミ生が調べてきた人物や企業について私自身があまり知らず、私自身の学びにつながることがあります。また、個々の調査内容が深部でつながっていることも多く、大阪を重層的な視点で見つめられるようになりました。

情報社会学部 1年生

大樟祭実行委員会のメンバーとして、ゲストを呼ぶなど学外に向けた活動をしています。もともと受け身な人間だったんですが、資金集めのため意見を出し合い、企業に広告の掲載をお願いするなど、仲間に刺激を受けて自発的に動けるようになりました!

教務部 職員

学生スタッフとともにZEMI-1グランプリに関わっています。コロナ禍を経て、学生たちのコミュニケーションがより効率的になったと感じます。今はコロナ後の新たな枠組み作りの最中ですが、これまでにない成果が生まれてくることを期待しています。

経済学部 2年生

毎回異なるメンバーとディスカッションする授業で、自分から積極的に発言する力が身につきました! 授業を通じてコミュニケーションの仕方を学び、回数を重ねるごとに自信がついていきます。これからの大学生活で幅広く人と交流していきたいです。

経済学部 2年生

夏にインターンシップに参加し市役所の業務を体験。もともと地方公務員志望でしたが、漠然としていた業務のイメージが具体的になり、この仕事に就きたいという思いがいっそう強くなりました。将来に向けて一歩前に踏み出すきっかけになったと思います。

人間科学部 2年生

あまり人と深く関わる方ではなかったのですが、所属する写真部で先輩たちに背中を押され次期部長に。部員の強みや不得手なことを理解しようとするなど、人をみる意識が変わってきました。先輩たちがくれた成長のチャンスを活かしたいと思っています。

情報社会学部 2年生

サークルや授業で学年の区別なく、幅広く人と関わるように意識しています。出会いが自分の世界を広げてくれるから。見習いたいと感じるのは、人に寄り添って周囲を明るくできる人。私もいろいろな人との関わりを通じて人間的に成長していきたいです。

情報社会学部 1年生

大学祭の実行委員の仲間たちはみんな個性的で、私にはなかったアイデアや考え方を持ち、刺激を与えてくれる人ばかり。そんな仲間と過ごしていると、自分から意見を言ったり行動することが苦手だった自分を変えていこうと勇気がもらえました。

情報社会学部 3年生

サークル内でのイベント企画を任されています。新入生歓迎の取組みが成功し、今年は150人が加入してくれました! 私が頑張れるのは、いい仲間に出会えたサークルを大切にしたいから。チームワークを考えて行動できるようになりました。

情報社会学部 3年生

2年生の冬、ニュージーランドに1ヶ月間留学しました。現地では他の国の人とも出会い、国によってこれほど人や文化が違うのだと驚きの連続。実際に行ってみないと分からないことも多いから、いろんな国を訪れたいという思いが強くなりました。

情報社会学部 教授

多様な発想にふれられるという意味では、大学はとても豊かな場所です。何気ないことから本質的なことまで、ゼミや講義における学生のみなさんの着眼点や気づきの面白さには感心させられることばかりで、自分もそういう存在でありたいと日々思わされています。

教務部 職員

DXに関する会議に出席したことをきっかけに、デジタル技術を活用しての業務改善に取り組み始めました。まず自身の業務から実行してみると、効率化が実感できました。この成果を他の業務にも活かして、業務変革に取り組み続けたいと考えています。

情報社会学部 2年生

「尊敬できる人」と初めて思えたのが、大学のサークルで出会った先輩。中心となってサークルをまとめ、その先輩がいるだけで安心できる存在でした。2年生になって後輩ができたので、少しでも先輩のように行動できればと思っています。

企画部 職員

広報ツールの制作を通じて多くの学生と出会います。卒業後も関係が続き、起業など人生の岐路に立ちあえることも。彼らとの関わりから、学生と向き合う大切さを実感。向き合う中でお互いにとって新たな価値が生まれるのではないかと考えています。

教育・研究支援・社会連携部 職員

企業や自治体、起業家など学外の機関・人と学生をつなぐ、社会連携活動の後方支援を担当しています。新たな学びの場を用意すれば、学生は自分で考えて行動できるのだと実感。既存の枠にとらわれず、今までにない活動の場を提供し、学生の成長を応援していきたいです。

人間科学部 4年生

卒業研究の一環として、小学生対象の水泳教室を開催しました。研究に必要な成果を出すことに加え、子どもが楽しめるように練習メニューを工夫することで、全員が最後まで笑顔で参加してくれました。単に技術を指導するだけでなく、多様な視点が必要なのだと学びました。

経済学部 2年生

新入生サポート団体の代表を務めています。高校生や新入生と接する中で、自分たちのサポートが行き届かない部分に気づかされることも。その気づきを次に活かせば、もっと団体の活動が良くなっていくし、視野が広がるなど自身の成長にもつながります。

教育・研究支援・社会連携部 職員

学生が中心となった新しい取り組みをいくつも実現してきました。道筋を示してサポートすれば、学生たちは大きく変わっていきます。学生に成長を求める私自身も、常に課題解決に向けて自己研鑽をし続けています。現在も新たな取り組みの創発中です。

経済学部 1年生

学生団体でのイベント企画とプレゼンを経験し、自分の成長が感じられました。どうすれば相手に伝わるかを考え、試行錯誤しながら取り組みました。真剣に取り組んだ分、達成感は大きかったです! この姿勢を忘れず、他の事にも取り組んでいきます。

企画部 職員

文科省の関係機関に出向したとき、大学に関する法令や国の考え方を学んだことで「大学がどうあるべきか」を考えて仕事ができるようになりました。出向先では他大学の方と話す機会もあって視野が広がり、業務への向き合い方が変わったと思います。

人間科学部 准教授

授業では、臨床現場で私が感じている課題を伝えつつ、学生と対話する機会を設けています。学生の意見は、ときに斬新で新鮮。対話を通じて、私自身も新たな気づきを得ています。今後も、差異を尊重しながらともに考えるプロセスを大切にしていきたいと思います。

経営学部 1年生

人と話すことに苦手意識がありましたが、仲間と大学祭に出店してリーダー的な役割を任されることに。やるからには一生懸命やろうと取り組むうちに、自分から人に声をかけて話せるようになっていました。今まで一歩引いていたんだな、と思います。

経済学部 1年生

同じ英語クラスの仲間の影響で、ただ合格点をめざせばいいという取り組み方ではなく、英語を使って将来何がしたいのか、もっと先の目標を見据えるようになりました。モチベーションが高まり、確実にスキルアップしていることを実感しています。

経済学部 4年生

おすすめ本をプレゼン方式で紹介する「ビブリオバトル」に参加し、図書館学生サポーターとしても活動。直木賞作家との対談や今まで読まなかったジャンルの本との出会いから、新たな知識・考え方を取り入れ、学習方法を見直したり、論理的に伝える力も身につきました。

経済学部 3年生

インターンシップで、リサイクル施設の事務の仕事を経験しました。事務はずっと座っているというイメージだったけど、机に向かう以外の仕事も多いですね。仕事を具体的にイメージできるようになり、以前より働くことに興味がわくようになりました。

情報社会学部 1年生

同じ授業を履修する同級生と大学祭で模擬店を出店。全員1年生で出店の知識が何もなく、代表者の私は不安でいっぱいでした。でも、仲間に助けられて、模擬店は想定以上の大成功! 一人で抱え込まずに周囲の協力を得ることの大切さに気づきました。

経営学部 4年生

学内動画コンテストで、グランプリを受賞!これをきっかけに、学内活動を広報する動画制作に携わりました。制作の過程で関わる教職員や学生の熱意にふれ、思いを伝えたいという使命感をもつように。社会でも、誰かの発信を手助けできるようになりたいです。

企画部 職員

メーカーから転職したのですが、売上目標というような数値でみえる成果だけではなく、ブランドや人の成長に貢献するといったゴールをめざす価値観が新鮮です。先生や学生の思いを汲み取りながら伝承者としての一翼を担いたいと考えています。

経営学部 2年生

グループワークを中心とした授業では、一人で課題に取り組んでいる時には見えなかった視点や考え方を知れます。自身のキャリアや業界の経営戦略など、授業を通じてさまざまな事柄について考察する機会を得て、深く考える力が向上しました。

経済学部 教授

現在、国内の地域間交易における輸出入の推定方法の開発にハマっています。2015年、私とドイツ人の研究者が同時に異なる方法を提案。最近その手法を組み合わせると、推定精度が向上することを発見しました。創発の連鎖が研究を進化させるといえるでしょう。

国際部 職員

外国人の方と話す機会が多くあります。考え方や価値観の違いを知り、今までとは異なる道や考え方があるのではと、自分を見直すきっかけになります。若い世代の人たちには、どんどん新しい価値観を取り入れて変革していってほしいと期待しています。

経営学部 1年生

サークル「珈琲倶楽部」の一員として、イベントで焙煎・抽出したコーヒーを提供する出店活動などを行っています。多様な来場者を接客して話題を考えたりする中で、人と接するスキルがアップ!良い事も大変な事も含め、経験から学んでいます。

経済学部 1年生

地域の小・中学生に学習支援を行う「だいけいだい教室」に参加中。子どもと実際に接すると、学びがいっぱいです。年齢に合わせるなど接し方を工夫したら、子どもの反応も変化します。先生側の目線に立ち、教えることの難しさと楽しさを知りました。

経営学部 3年生

人前で話すのは得意だと思っていましたが、あるゼミ仲間のプレゼンに衝撃を受けました。これではかなわないと、綿密な資料準備や事前練習を重ねるようにしたところ、自信や説得力が増した手応えがあります。仲間の存在の大きさを実感しています。

企画部 職員

学部新設の業務において、部内メンバーの誰もが困難な場面でもあきらめず、やり遂げるパワーを感じました。周囲に触発されて自分も力を発揮できます。ネガティブに思えることでも見方を変えればチャンスになると考えて仕事に取り組んでいます。

経済学部 2年生

同級生と6人で始めたイベントサークルで副会長をしています。後輩が入って今は80人に!もともと人と話すことが好きでしたが、大人数をまとめ、初対面の人に声をかける機会も増えて、人と関わることがさらに好きになりました。

経済学部 2年生

1年次、低学年対象のインターンシップに参加し、企業での仕事環境を知り、社会人に必要なスキルを学びました。外の世界にふれることで、得られる学びの大きさを実感。受け身で大学生活を過ごすのではなく、今後も主体的に行動していこうと思います。

企画部 職員

近年例のない新学部設置の申請業務に携わったのですが、新しい知識の習得のほかプロジェクトメンバーや関連部署と協働し無事認可を得られました。これぞ創発の結果。以前よりどんなことでもやってみようとプラスの視点を持つようになりました。

人間科学部 2年生

私たちボランティアクラブの学生を温かく受け入れてくれる、地域の方々。お話を聞いて地域の課題が分かり、より喜んでもらえる地域貢献とは何かを考えるようになりました。現在は部長として、清掃活動やお祭り企画など新しい取組みも進めています。

情報社会学部 4年生

学内で前例のない、メタバース上で福祉事業所の製品を販売するというプロジェクトに参加。新しいものを生み出す難しさと楽しさを知りました。卒業後は商業科の教員になるので、学んだ専門知識を活かし、生徒にも新しい体験を提供できればと思っています。

経済学部 教授

犬猫飼い主さんへのアンケート調査を動物病院にお願いしに行った時、断られるのではと不安でした。でも皆さん協力的で、現在では相談にのっていただくことも。勝手に想像し行動しないより、まずはやってみる。創発につながる一歩が踏み出せたと感じた瞬間でした。

国際部 職員

国際共創学部の設置認可申請に向けて学部の理念を議論したり、海外研修ではグローバルな視点で大学の役割を考える海外の大学関係者と接したりしました。時代の転換期にあることを実感し、「変化」をポジティブに捉えられるようになったと思います。

経営学部 4年生

自治体や学校も巻き込んだ地方創生イベントの開催、資格取得、海外一人旅と、行動し続けた大学生活。環境や立場によって考え方や物の見方は異なるのだと、人との関わりの中で学びました。自分の当たり前を人に押しつけないことを心がけるようになりました。

教務部 職員

これまで所属した部署では、窓口で学生と接する機会が多く、進路相談などにものっていました。個性に合わせた支援をすることで成長を感じられたときは、うれしくもあり、また主観で対応してはいけないと、改めて学生から教えられる気持ちになります。

人間科学部 4年生

ゼミ活動では、実在する企業のCM企画を提案して採用され、卒業制作でMV制作にも取り組みました。見る人、クライアントのことを考えて制作するという視点は、これらのゼミ活動で得た学びです。広告業界で働きたいという思いも強まり、進路選択につながりました。

学長

「創発」という言葉が浮かんできた瞬間です。それは本学のミッションを教職員と議論していたときのこと。多様な価値観が交り合うなかで新しい価値が次々と湧き上がるような場所をめざしたい、でもそれをどう表現するか?と皆で悩んだ末に生まれた言葉です。

情報社会学部 4年生

福祉事業所で製作する商品を大学内で販売するプロジェクトをゼミで実施。中小企業診断士から助言も受け、回数を重ねるごとに販売を拡大できました。多くの人が関わる取組みだから、計画して実行する力が向上し、人とつながって懸命に取り組むおもしろさを感じました。

情報社会学部 准教授

学生と多くのコミュニケーションをとることで創発を感じています。学年が一つ違うだけで使っているSNSが違うなど多くのことに驚かされます。学術的な最新情報だけを授業に利用するよりも、年々変わる学生の日常に馴染む内容を含めてこそ、おもしろい授業ができると考えています。

人間科学部 教授

「民を濟(すく)う」を意味する「経世済民」に、スポーツ科学で取り組んでいます。経済格差=子どもの健康格差となる現状などを打破するため、研究成果を実践の場に落とし込むと、子どもたちやゼミ生の笑顔と成長に出会えます。この瞬間が創発なのではと思います。

人間科学部 4年生

学生広報隊や図書館学生サポーターの活動を通じ、失敗を恐れて行動できなかった自分を変えられました。経験を重ね、失敗しても次に活かせばいいのだと気づけたからです。4年生の大学祭では、仲間と協力して「よさこい」の自主企画イベントを成功させました!

経営学部 1年生

自分の意見を発信するだけでなく、他の意見も受け入れることの大切さに気づいたのは、学生団体での活動のおかげ。お互いの意見を踏まえて話し合えば、より良い方向に進んでいけます。いろんな人の意見を聞くことで、柔軟な考え方も身につきました。

進路支援部 職員

インターンシップ関連業務をはじめ、就職・キャリア支援に携わるなかで、世代や価値観の異なる学外の人との協働によって学生に変化が生まれると感じます。自分の考えで進路選択できる学生へと成長できるよう、新しい取組みを実現していくのが私にとっての創発です。

次を見る

閉じる